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小安峡の大墳湯の見物で
304の階段を上り下りした疲れた足を引きずって
今夜の宿 とうふ屋旅館にお邪魔する
外観に驚いてはいけない
旅館は奥に見える建物(あんまり変わりないか)







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自転車を玄関に入れさせてもらい
案内いただいたのは13番
隣室とは襖一枚の8畳間 新しい畳が匂う


早速風呂へ
一か所しかなく 3人用の広さ
かすかに硫黄臭がする

入口にスリッパを脱いでおけば
他の人は入ってこず 貸切りにできる

しかし お世辞にもいい風呂とはいえないが
泉質は特筆できる
風呂後の汗が引くと 不思議に身体の冷えを感じるのだ
だからと言って寒い訳ではない
一晩 暖房無しでぐっすり眠ることができたのだから

この宿の風呂が苦手なら
玄関から歩いて1分の共同浴場を使えばいいだけである

同宿者は2人 工事関係らしい
(食べ終わったら廊下に出す食事膳から判断)








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夕食 出来合いの品は一つもない
ご主人の手調理だ
残念なことに飯の炊き加減がいまいちだった






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寝起きの身体に風呂をあびて 朝食
焼き鮭はまずい銀鮭でないし
「途中で食べて」と
おにぎり2つとジュースまで頂いた

一泊の会計は
6,000円(税込み)+ビール1本500円+入湯税150円から
湯沢市の補助金5,000円を引いて
1,650円の仕上がり


一泊2~3万円の高級旅館より
(2~3万で高級という価値観がビンボです・・笑)
こうした安宿が大好きな貧乏人だ
6,000円でこの料理・・・たまげた・・・







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帰り道 ルート選択に迷ったが
最短距離のK51で横堀駅ルートをとる
R398のアップダウンと小安峡見物の304階段往復で
足はボロボロ まともに走れそうもない
(いつもまともに走れませんけど)

宿を8:00に立って K51の10%勾配を漕ぎあげた
やっと勾配が緩んだので 1枚
天気も良く弱い追い風
(もっと強い風でもいいのだが)





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木地山高原の静かな道を走る






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突如現れた廃墟
「秋田いこいの村」というらしい
少し下ると小さな集落があった







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下り基調のK51を快適に走る






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しばし渓谷美を楽しむが 名称ほど怖くはないな







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旧家の屋根に「水」
何件かの屋根も同様だったので
屋号ではないだろうな
火伏の意味があるのかな?






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コスモスがきれいだ
下り基調なので 30km/hで走る








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三ツ村の鹿島様
「岩手の民俗」(訂正:秋田県立博物館研究報告1983年でした)
という書物で知っていたが
初めて現物にお参りできた 抱き着いた・・・






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雄勝の道の駅着 10:30
ソフトクリームを食べながら 考える

新庄まで自走するか否か
結論はすぐに出る







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横堀駅から池月駅まで輪行する・・・笑


走行距離:91km

距離は短いけど R398で県境を越えたし
安宿のご馳走が美味かったし
足の筋肉痛が気持ちいいし
何よりも 初めての道を走ったし

楽しかったな